なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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規格外野菜の販売に思うこと

きゅうり
何年か前の我が家の畑

規格外の野菜が販売され人気が集中しているという。

天候不順で野菜の値段が高騰しているので、当然といえば
当然の結果だと思う。

しかし私はこんなことは野菜が高騰しているからやるのではなく、
規格外の野菜は普段からどんどん販売すべきだと思う。

私はその昔、長野の川上村というレタスの産地で住み込みの
農家アルバイトを3シーズンほどしたことがある。

その時に感じたのが、いかに野菜の選別、サイズ分けに無駄な
労力を使っているかということ。当然、その代償は価格に
上乗せされる形で消費者が支払っている。


もちろん、痛んでいる、虫がついている等の選別はされるべきだが、
サイズ分けがあまりにも煩雑だ。私が覚えているだけでも、
同じレタスで、2L、L、18L、M、S、LA、Bなど、大きさや
形のゆがみによって選り分けられる。

こんなことが必要なのは、日本のように1個いくらとか3個いくらとか
いう売り方をするからだ。


例えば、カナダに居たときは、野菜は基本的にほとんどが量り売りで、
重さでいくらという売られ方をされていた。つまり、同じレタスを
買うのでも、家族の人数が多ければ大きいものを買えばいいし、
私のように一人暮らしなら小さなものを買えばいい。

量り売りのいいところは、必要な量だけ買えること。
米1合、マッシュルーム3個だけだって買えるところだ。
つまり一人暮らしでも無駄が出ないのだ。


もちろん、出荷する側はサイズ分けをする手間もなく、再利用できる
プラスティックのコンテナで出荷すれば、環境にも優しい。

さらに、このサイズ分けの出荷にはもっと大きな弊害がある。

野菜には高く売れる等級というものが存在する。レタスで言うと、
Lが一番高く売れる。従って、生産者はLを作るために、化学肥料や
農薬を使って、味なんて度外視で、見た目だけが美しい野菜を作ろうとする。

だから日本の野菜は無味でおいしくないものが多い。

例えばニンジンがいい例だ。日本の子供たちの嫌いな野菜の代表である
ニンジンは、カナダの子供たちはおやつ代わりに丸ごとかじっていた。
理由は簡単、カナダのニンジンは甘くておいしくて、日本のニンジンは
無味でおいしくないからだ。

私が働いていた農家のおじさんはとても真面目な人で、一生懸命
有機栽培にもチャレンジしていたので、いつも本当においしい
レタスを食べさせてもらっていた。

有機栽培で作られた採りたてのレタスがどれほど甘くて、塩すらかけずに
食べられるものだということを、一体どれだけの日本人が知っているだろう?


日本の農業についてはまだまだ言いたいことがたくさんあるが、
長くなるので、今日はここまでにしておく。

今回のような規格外野菜の販売が、消費者が日本の農業について
もっと真剣に考えるきっかけになればいいと思う。



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| 農業 | 19:57 | コメントはこちらから:6 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

規格外

確かに規格外の野菜が市場に出回れば、消費者は安く手に入れられていいことだと思います。ボクもそう思ってました。

しかしながら生産者の立場に立つと、規格外が出回るとそちらの方ばかりが売れて、正規の規格の野菜が売れなくなるということでした。(嫁の実家が農家なので)

量り売りというのも面白いアイデアかと思いますが、ジャガイモなんかでは大きいものと小さいものでは実の入り方が違うみたいですし(レタスはわかりませんが)、問題点があるのかもしれません。

ただ、規格に合わせる為に農薬を使うというのはいただけないですし、こういう天候不順での野菜不足の時には規格外の野菜の市場流通も含めて、色々考えていかなければいけないかとも思います。


浅い知識で色々と語ってしまいすみませんm(_ _)m

| りょうてぃん | 2010/04/24 07:58 | URL |

Re: 規格外

りょうてぃんさん

コメントありがとうございます。
こちらも見て頂けていたんですね。

確かに、今の農業の流通の構造を何も変えないで
規格外を流通させると正規品が売れなくなるという
問題があるでしょう。なので、特に農協を中心とした
今の農業の産業構造そのものから見直す必要があると
思います。

今回は書きませんでしたが、もうひとつの大きな問題に
廃棄の問題があります。つまり、好天候で作物が順調に
育つと値段が下がり、農協主導で大量に野菜を廃棄します。
(じゃがいものように貯蔵できるものは違うと思いますが)
私がいた村では天候が順調な年は物凄い量の野菜を廃棄して、
収入的に厳しく、不順で野菜が腐るような年の方が儲かるという
おかしな状態でした。

何らかの方法での作付け面積のコントロールが効くような
流通の改革が必要だと思います。そこで、消費者自身の
意識が変わることがまずは重要です。

| Swimmer to the moon | 2010/04/24 17:39 | URL |

たしかに。

私も、規格外とか全然気にならないし、形が悪いだけならば本当に最初から捨てたりしないで売ったりすればいいのに。
そもそも、規格にとらわれない売り方、買い方、社会であれば最初から、たしかに、グラムで売っていけるから形が飯野から売れるとかそういうんじゃなくて味で売れていくようになるんじゃないかと思いました。

レタスだってそんなにサイズ分けしてるなんて、一般人は知らないと思う。
たしかに、カナダで食べた人参はおいしかった。
小腹がすいたときポリポリしていた記憶がありますよ。

やっぱり野菜はおいしく食べたい。
とりあえず今はこの値段の高騰に歯止めがかかるといいなと主婦としては思います。
レタスのサラダから遠のき、もやし生活になってしまう・・・。

| あやこ | 2010/04/25 15:05 | URL |

ホントそのとおりと思います

こんにちは~。
ホント最近は尋常ではない野菜の価格高騰に辟易しますが、
ウチで育てた(←当然無農薬、肥料は化成肥料を若干使ってますが)
ニンジンやほうれん草などは味が濃くホントにおいしいのですが、
アブラムシや青虫との闘いも大変な事になってます。
でも、虫食いの野菜でもその部分をちょん切って食べちゃいますけどねw
自分で育ててみて大変さやありがたみを実感してます。
でも、友達が昨年秋に大根を採りに来た時のこと
大根の葉に大量についたアブラムシにドン引きしてたから
やはりスーパーなどではキレイじゃないと売れないんだろうなぁ・・・。
ではでは~

| いち | 2010/04/25 18:02 | URL |

Re: たしかに。

あやこさん

コメントありがとうございます。

一番の問題は日本の消費者の多くが本当においしい
野菜を食べたことがないことにあると思います。

野菜が新鮮でみずみずしいか、しおれかかっているかの
違いは分かっても、有機栽培のおいしい野菜と普段
日本で売られている野菜の味がどれほど違うかという
ことを知らない。

まず、このことに気付かないと、見た目だけを整えた
無機栽培から、多少形が悪くても有機栽培という
流れにはならないでしょうね。

また、無機栽培には有機栽培より遥かに農薬が必要だと
言うことも消費者はもっと知るべきだと思います。

| Swimmer to the moon | 2010/04/25 20:49 | URL |

Re: ホントそのとおりと思います

いちさん

コメントありがとうございます。

そうですね。きれいな野菜を見慣れた日本の消費者は
あまり虫だらけの野菜を見たことは無いでしょうからね。

でも、ほんとは、スーパーに並んでいるきれいな野菜を
作るためにどれだけの農薬が使われているかということを
知るべきだと思います。

まずは全てを有機になんてことは出来ないから、少なくとも
消費者が選択肢を持てる程度に有機の野菜が出回ってほしいですね。

今、スーパーで僅かに売られている有機栽培の野菜は、
形が整って虫食いが少ない優等生を売っているから
あんなに割高なんだと思います。

同じ値段で、形の整ったまずい無機栽培の野菜と、形が多少悪く
虫食いもあるけどおいしい有機栽培の野菜を買えるようになると、
徐々に有機栽培のシェアも広がっていく気がします。

| Swimmer to the moon | 2010/04/25 21:23 | URL |















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