なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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意地とプライド

岩内防波堤

今朝、早めに起きて今日の天気予報を見た。

晴れ。予想最高気温5度。

申し分ない。とうとう今シーズン初めての釣りに
出動するときが来たか。

しかし、ひとつ問題があった。

風が9mもある。

釣りをする人は分かると思うが、釣り人にとって風は最大の敵。
しかも9mもあれば、普段は間違いなく自重するところ。

しかし、今年は3月に入っても温度が低く、これまでずっと
我慢してきた。

迷ったあげく、取り敢えず行ってみることにした。

着いてみると、予想以上の暴風。

あまりに酷いのでそのまま引き返そうかとも思ったが、せっかく
40分ぐらい運転してきたのに、海を目の前にしてそのまま
帰るのももったいない。

しかし、ここで私にはひとつのジレンマがあった。

私はこれまで、北海道で何十回も釣りをしてきたが、
坊主(1匹も釣れない事)になったことが一度もないのだ。

(正直に言うと、鮭釣りでは坊主があるが、鮭釣りは
ギャンブルのような釣りなので除外)

今日釣りをすると、初めての坊主を記録してしまう可能性は
濃厚だった。坊主は私の小さなプライドが許さない。

それでも、このまま引き返す気にはならず、やってみることにした。

防波堤を歩き始めると、思った以上に風は強かった。
前に進むのも困難なぐらいだ。

いつもより倍ぐらいの時間を掛けて釣り場に着き、
竿をセットして投げるが、いつもの半分ほどしか飛ばない。

おまけに、風と波でおもりがどんどん流されていく。

風は、保冷剤で重いはずのクーラーを倒し、竿が入ったロッドケースを
飛ばし、水の入ったバケツをおもりにした竿立てをひっくり返した。

これはもはや釣りではない。罰ゲームか我慢大会のようだった。

それでも私は、竿を置いてアタリを待つが、穂先どころか、竿全体が
ブルブルと風で揺れる始末。

これではアタリを取るのは至難の業だ

釣り人というのは世界共通で、自分が一番上手いと
思っている。釣れたのは全て自分の腕で、釣れなかったのは
全て天候などの条件が悪かったせいだと考える。

私は早くも釣れない言い訳を考え始めていたが、
今日の場合は、この風以外の何ものでもない。

とにかく、1匹だけなんとか釣って帰ろう。

そして、風とアタリを間違えて、巻き戻すこと数回。

ついにアタリらしいアタリがあって、リールを巻くと
ずっしりとした重みがあった。

引き寄せると大きなカレイが付いている。

ようやくこれで帰れる。

そう思って3mほどある防波堤の高さを巻き上げていたとき、
ちょうど防波堤の高さに達したところで、カレイが突風に
煽られて海に落ちた。

あぁ、帰れない。

しかし、ポジティブな私は、こんな風の中でも魚が餌を
食っていることに一気にテンションがあがり、俄然やる気が出た。

この風でも魚が食ってきたのだから、もう風を言い訳にする
逃げ道も無くなった。

1本しか出してなかった竿を2本にして本気モード突入。

そうすると、ひとついいことがあった。

2本の竿を並べて比べることで、風や波で竿が揺れているのか
魚のアタリなのかを判断する材料が少し出来たのだ。

待つことしばし、片方の竿に異変を感じた私は、今度はしっかりと
合わせを入れて巻き上げると、しっかりとした手ごたえがあった。

そうして、ようやく釣り上げたのがこれだ。カワガレイ27cm。
カワガレイ1

カモメが私の獲物を狙っている。渡してなるものか。
カモメ

1匹釣り上げると、今度は欲が出た。

1匹では夕食にはちょっと物足りない。

さらに粘った私は、もう1匹、目の前でばらしはしたが、
なんとか1匹追加することができた。

カワガレイ2

しかも、なかなかの大物で32cmある。

2匹目を釣った私はもうここには用は無い。

そそくさと帰る準備をして、防波堤を歩き始めた。

来るときに向かい風で私が来るのを拒んでいた海の神は
今度は背中を押して、私に早く帰れと言っているようだった。


ゆっくりと歩くことすらできず、自然と小走りにならざるを
得ないほどの風だった。



こうして、今回釣ってきたのはカワガレイ。ヌマガレイとも
呼ばれ、春の早い時期に良く釣れる。良く見ると分かるが、
この魚はカレイなのにヒラメと同様に、目が左側にある。

あまり人気のない魚のようだが、漁師町である岩内出身の女の子が、
実は刺身にするととても旨いと教えてくれたので、今回は大きい方を
刺身にして、小さい方を煮付けにした。

刺身はこりこりとしていて、とても美味だった。
また、どちらもメスでこっこ(北海道弁で魚の卵のこと)を
持っていたので、一緒に煮付けたら、こちらもとてもおいしかった。

2時間半ほどの初釣りであったが、なんとか私の意地と小さなプライドは
保つことができた。



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