なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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負の遺産を未来の子供たちに残すこと

世の中は残念ながら金の論理で動いている。

この世界に貨幣というものが発明され、流通することにより、
人類は大きな発展を遂げてきた。しかし同時に貨幣の登場による
富の蓄積は一部の人間を狂わせ、多くの金の亡者を生み出した。

本来、未来の飢えに備えるための貨幣のはずだが、それを一生
かかっても使えきれないぐらいに蓄えても、まだ不十分と
言わんばかりに集めようとする種の人間が現れ、金の力にものを
言わせて権力を握り、国や地方の政治を動かし始めた。

今、日本では借金による金のばら撒き政策への期待から
円安が進み、株高となっている。

また、そんな状況をマスコミはアベノミクスとはやし立て、
あたかも日本が好景気に向かうかのような錯覚を起こさせている。

日々発表される日経平均株価の値上がりのニュースに、
政権が代わって、経済が良くなったのではないかなどと
考えるのは大きな間違いだ。


確かに、公共投資が増えることにより、一部の建設会社には
お金が流れ、円安の進行によって、一部のメーカーや
その下請け企業、一部の飲食業には好影響を与えるだろう。

しかし、恩恵を受けるのは限られたごく一部の企業のみだ。

財源は国債、つまりまた借金だ。
日本の借金はすでに900兆円を超え、GDP比でも214%となっている。
つまり、国民の全てが2年間を全て借金返済のために捧げても、
まだ返せない額だ。

一体この借金はどうするのか?

今回のアベノミクスを家庭に例えると、こんな感じではないか。

夫 『家の中の雰囲気も暗いし、景気づけにこれからはどんどん旅行に行こう。
  外食もしよう』
妻 『うちにはそんなお金はないわ』
夫 『お金なんか借りればいいさ。今までまじめに働いてきたから
   借金ぐらい出来る信用がある』
妻 『でも、どうやって返すの?』
夫 『そんなものは子供や孫たちに任せればいいさ。』
妻 『子供たちは返せると思うの?』
夫 『さぁ、どうだろうね。でも、どうせそれが問題になるころには
   俺たちはこの世にいないさ。そんなことより今が楽しければいいじゃないか』

そして、全く同じことが原子力発電でも起きている。

福島で起きたような原発事故は、日本という地震国で原発を動かしている
限り、いつか必ずまた起きる。にも関わらず、自分が生きている間に起きて
自らがその責任を問われる可能性の低さだけを心の拠りどころに、原発稼働に
よって得られる自らの利権を優先しようとする人間がいる。

つまり、未来に福島のような悲惨な原発事故が再び起きようと、
自分はこの世にいないから関係ないという自分勝手な発想だ。


また、原子力発電によって生み出される放射性廃棄物の処理方法すらないのに
原子力発電を行うという信じられないような暴挙がまかり通っているのが現状だ。
つまり、今を楽しみたい(金儲けをしたい)からゴミは未来の子供たちに託すと
言っているのだ。

こんな馬鹿げた話が許されていいのか?

今この場で抗議することのできない未来の人間に負債やゴミを
押しつけようとしているのだ。



民主党政権が誕生した時、TVをはじめとするマスコミには政権交代しようと
いう雰囲気が明らかにあった。

しかし、民主党が打ち出した緊縮政策は広告収入を増やしたいマスコミの
利益とは相反する。

民主党がやった事業仕分けを、私は初めて政治家がまともな仕事をしているという
思いで見ていたが、蓮舫議員がスーパーコンピューターの開発に関して質問した
『二位じゃだめなんでしょうか?』という発言を茶化し、事業仕分けそのものをも
茶化すような雰囲気を作ってしまった。

例えば、日本のスーパーコンピューターが一位を維持すれば、他国からの
受注につながるが、二位になればその目的は達せられないという理由があって
一位を目指す必要があるというのなら分かるが、単なる開発者の意地や
名誉のために必要以上に多額の開発費がつぎ込まれて一位を目指しているので
あれば、開発費を減らすことを考慮すべきという意味で、私は蓮舫議員の質問は
もっともだと思う。

結局、マスコミを動かしているのも金の論理なのだ。

借金だろうがなんだろうが、世の中に金が回れば、広告収入が増える。

今回の自民党復権も、明らかにマスコミはそういう雰囲気を創出していた。
そんなマスコミに簡単に扇動されてしまうのが、私は日本人の大きな
問題だと思う。『みんなこうしてますよ。あなたはしないんですか?』と
煽られれば、簡単にそれに乗ってしまう。もっと自分の頭というフィルタを
通して、TVで言っていることが本当なのかどうか考えるべきだと思う。

選挙前のTVニュースでは民主党政権はダメ、今回は自民党に投票する、
といった内容の世論調査を毎日のように伝え、世の中は自民党復権に
向かって進んでいるという既成事実を作り上げようとしていた。

私はこれらの報道を見て、選挙での自民党の圧勝を確信したが、
あまりにあからさまな報道ぶりに、自民党圧勝を危惧する人間が現れ、
それがブレーキとなって、ここまでの圧勝にならないことを期待したが、
結局日本国民はまんまとマスコミの思う壺となった。


景気が良くなれば、国民の全てにお金が回り、税収が増え、借金なんか
すぐ返せるというのは幻想にすぎないと思う。

バブルの頃を思い出してみるといい。 国民は高い給料を貰っていたのか?
国民にはお金が回っていたのか?


私の記憶では、バブルの時には企業だけが儲かり、儲かったお金を社員には
還元せず、儲けは内部留保という形で蓄えられ、一部の大企業の社員のみが、
税金対策のために会社のお金を使って、夜の街で大盤振る舞いをしたり、
タクシーを利用していただけにすぎないと思う。

結局、円安やインフレが進めば、国民にとっては物価だけが上昇することになり、
何も良いことはない。

現に、円安の進行のせいで、今年の北海道ではガソリン代や灯油代が高騰した。
ガソリンも灯油も、北海道で暮らしていくにはどちらも欠かせないものだ。
おまけに、輸入食料品の値上がりのニュースもちらほらと聞こえ始めている。

すでに、給料は上がらず、物価だけが上昇するという状況が生まれているのだ。

最近のニュースを見ていると、円高が悪で円安が好ましいことと思わされて
しまっている国民も多いと思うが、良く考えてみてほしい。

円安ということは、円の価値、つまり日本国民の資産の価値が下がっている
ことを意味している。


もちろん、過度な円高には問題もあるが、それより、自分たちの資産が
国際的にみて目減りしているという事実を忘れていないだろうか?

円高=悪、円安=善というのは、あくまで輸出を主な事業としている
ごくわずかな一部の企業の話だ。

ただ、そういう大企業は金を持っており、金の論理で政治やマスコミを
動かす力を持っている。それだけの話だ。

私は現行のどの政党も支持をしていない。しかし、事業仕分けを始めとする
緊縮財政の方が、日本の酷い財政状況を考えると、ずっとまともだと思う。
ただ、民主党には政権運営能力が無さ過ぎたのが残念だ。

今、自民党政権が復活し、事業仕分けで不要と認定された様々な事業が
こそこそと復活を始めている。


またまた国民の血税を使い、借金を重ねて、無駄遣いをして、
そのつけは未来の子供たちに払わせようとしているのだ。
官民癒着の構造も復活するに違いない。


一方で、こんな話がある。

先日TVを見ていたときに、たまたま見た話で、細かなところでの記憶違いは
あると思うが、概ねこんな内容だった。

それはある神社の宮司の話だ。由緒ある神社が建て替えだか改築だかをしようと
したところ、日本国内ではふさわしいヒノキの大木が手に入らないというのだ。

ヒノキが大木に育つには500年から1000年もの年月が必要で、国内には
そんなヒノキはないと言うのだ。つまり、未来のために、今植林をして
置かないと、当然500年後、1000年後の人間はヒノキの大木を手にすることは
できない。

伊勢神宮の式年遷宮に使用されるヒノキなどの特殊な事情があるものを除いて、
未来のためにヒノキを植林をしているという話は聞いたことが無く、
おそらくそんなことはしていない。

未来のために、財産となるものは残さないくせに、負債だけは有無を言わさず
残す、そんなふざけたことが許されていい筈がない。


我々の世代は、本来は未来の子供たちに引き継がれるはずだった、福島という
素晴らしい土地を残すことが出来なかったのだ。

これ以上の暴挙は許されない。


日本社会は確実に少子高齢化社会を迎えている。

少子高齢化社会には少子高齢化社会なりの在り方というものが
あるはずだ。

今の日本はまるで、60代になってピークを過ぎ、能力の
衰えが明らかなのに現役にしがみついているプロ野球選手のようだ。

高卒や大卒ルーキーである新興国に勢いなど色んな面で
勝てるはずもなく、その差は今後さらに顕著になると思う。

60代のプロ野球経験者には60代のプロ野球経験者なりの
在り方というものがある。

いつまでも工業業界のトップを争う必要はなく、社会構造そのものを
転換する時期に来ているのではないか。

昔の日本がそうであったように、また農業国に戻るのも悪くない。
ラオスのようにゆったりとした時間が流れる生活の方が、高齢化社会には
合っているのではないか?

自然を大切にして、環境に優しい国。
日本がそんな国になれれば素敵だと思う。


そしてまた、日本で安心して子供を産める環境が整い、人口構造が変われば、
その時は改めて新興国として、環境に優しい工業国を目指すのも悪くない。


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| 政治 | 21:07 | コメントはこちらから:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

ほんと現代人は狂っている。
今の社会のシステムに疑問も持たず
自分の頭で物事の見極めすらできない
ボンクラばかりに思えて仕方がありません。
私はそもそもこの株式や為替、ファンドの社会が
不思議でなりません。
詳しくは知りませんが、イスラム式の株式は
売り買いできないらしく、会社を育てる為だけの
システムだと聞いたことがあります。
本来はそうゆうものだったのでしょうが
誰かが金儲けの為に変えていったのでしょう。
最近は耳にしませんが、CO2の売り買いなども
バカバカしくて、顔が能面になってしまった
記憶があります。
本来、人は生きていく為に必要なこと、つまり
食糧を作ったり、ゴミや糞尿の処理をしたり
衣服や家を造る人たちが1番で恵まれるべきで
右から左へお金を動かすような人や物を売るだけの人が
富を得れる社会はやはりおかしいと思う。
別に恵まれるとゆうのは、大金を稼げることではなく
もう少し人間らしい生活が出来るだけで良いのである。
物造り日本とゆう言葉を聞くたびに腹立たしくて仕方ありません。
タテマエ社会にもほどがあります。
そうそう、タテマエとゆえば
エコエコといいながら排ガスを巻き散らす車に
減税を与え、1番エコな乗り物の自転車を迷惑駐輪といって
子供をCMに使ってまで駅の周りから追放しようとし、
不便な位置に有料の駐輪場を作りエコな物から金を巻き上げる
とゆうこの不条理さ。
数えたら切りがありません。
カナダの少女が何年か前に地球の未来について素晴らしい
演説をした時、世界のトップは少しは動き出したはずやのに
あの時の勢いはどこへ行ってしまったのか!
まぁ世界のトップの人たちはたぶん、地球を見捨ててるでしょう。
どのみち50億年もしないうちに太陽系ごと滅びるのですから
他の星へ移住することに一生懸命なのでしょう。
でもせめて庶民が幸せに暮らせる星にしてほしいものです。

| イトウ | 2013/03/17 00:13 | URL | ≫ EDIT

Re: タイトルなし

イトウさん

現代人は狂っている。そのとおりかもしれません。

世の中のしくみがあまりにも複雑化し、衣食住という人間の基本から
完全に離れたところで生活し、そういった基本を忘れてしまっている
ことが原因でしょう。

例えば、豚や鶏どころか、魚をさばくことができなくても、生きて
いけるし、魚を捕まえることも、野菜を育てることも、山菜やキノコを
採ることもできない人間が生きていける世の中です。

ただ、そういった複雑な社会から恩恵を受けている部分もあるので、
すべてを否定することはできません。為替や株式の取引にしても、
資金調達や価格の安定、流動性の確保といった役割があり、私は
現代社会には無くてはならないものと考えています。

イトウさんが指摘された数々の世の中の不条理は、人間という
さまざまな欲を持った生物が集団で生きていく限り、どうしても
付いて回る問題で、本音と建前を使い分ける日本ではそれが
あからさまに見え隠れし、苛立たしい思いをさせられることも
良くわかります。

しかしながら、そういったこと全てに向き合って、腹を立てて
戦っていくには、人間一人の人生は短すぎます。

なので、私が思うのは、自分自身はそういった物事の本質を
見失わないように生きたいということと、このブログもそうですが、
機会を見つけて他の人にも伝えられればと思っています。

| Swimmer to the moon | 2013/03/17 09:51 | URL |















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