なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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ムアンゴイ その2

私より1日早くから同じゲストハウスに泊まっていたドイツ人の女の子から
隣の部族の村へ行ってきた話を聴いて、なかなか面白そうだったので、
宴会の翌日の朝、Jに地図を描いてもらって、行ってみることにした。

これがその地図。

muang ngoi map_400

Jの説明によると、まず、村の学校近くの道から村を出て30分ほど歩くと、
Jの奥さんが生まれた洞窟があるという。

関西人の私はこういう話を聞くとすぐに『なんでやねん!』と突っ込んで
みたくなるが、戦時中の話で洞窟で生まれたというのはどうやら本当らしい。

その洞窟を越えて右手に田んぼを見ながらさらに10分ほど行くと川があり、
浅いのでそのまま歩いて渡ることができる。
その後もまっすぐ行くとBANNAという部族の村に到着し、さらにそこから
足を延ばせば他の2つの部族の村にも行くことができるとのことだった。

地図を元に目的地に向かうに当たって、私には大きな問題があった。
それは方向音痴。それも並みのレベルではない。おそらくは世界の
トップクラスと互角に戦えるレベルだ。

しかも町中のように、途中に目印になるような建物があるわけでもない。
大丈夫なのか? まぁ、道から外れなければ、それほどたくさんの道が
あるわけでもないだろうから何とかなる。

そう思って歩き始めた。

ngoi_01.jpg

まずはこんな道を通って村を出る。

ngoi_02.jpg

途中、こんな道や、

ngoi_03.jpg

こんな道を通りながら、進んでいく。

ngoi_04.jpg

壮大な景色の中で農作業をする人たちがいた。

ngoi_05.jpg

ここにも、収穫作業をする人たち。

私が訪れた10月はちょうど実りの秋だった。

ngoi_08.jpg

途中、こんな橋も渡った。

ngoi_09.jpg

どうやら、これが奥さんが生まれた洞窟らしい。
奥の方まで続いている。

ngoi_10.jpg

手作り感満載の橋。
竹が上手く使われている。

ngoi_11.jpg

見たことのない植物の残骸。

ngoi_12.jpg

ここでも収穫作業。

やはりラオスでも収穫は家族や近所の人が総出の作業のようだ。

昔の日本でもこんな光景が見られたに違いない。
というより、小規模な農家では今でもこんな感じなのだろう。

ngoi_13.jpg

川に到着。

しかしここで道が分からなくなる。

ここが川を渡る場所なのか?

Jの話によるとまっすぐ行くと川に突き当たるということだったはず。
でも、川沿いにまだ道は続いている。

方向音痴の私だが、町の中では迷子になることを全く気にせず、
気の赴くままに進んでいく。

しかし、ここは山の中。

しかも半端な山ではない。
その証拠に、村を出てから、誰ともすれ違ったりしていない。

それに、Jから聴いていたよりは随分と時間が掛かっているような
気がする。

自分が地図上のどこにいるのか分からないから、この先どのくらい
行けばいいのかも分からない。

隣村は目的地ではあるが、危険を冒してまで辿り着かないと
いけないところではない。

ここまで歩いて来ただけで、充分に景色を楽しむこともできた。

そう思って、来た道を戻り始めたところに救世主が現れた。

ngoi_14.jpg

このドイツ人の夫婦だ。

どこへ行くのだ? と訊くので、隣村へ行こうと思ったけど、
道が分からなくなったから戻るところだと言うと、彼らは前日も
村を訪れ、素晴らしいところだから、行った方がいいと言う。

おまけにムアンゴイではなかなか飲めない冷たいビールを
飲める店があるという。いきなりビールの話が出るところが
いかにもドイツ人らしい。

思いもかけず、道案内人が出来た私は彼らに付いていく
ことにした。

もし彼らと出会っていなかったら、例えあそこで川を渡って
来ていたとしても、この田んぼの畦道に来たところで
まさかこの道で合っているとは思わずに引き返していただろう。

前日の宴会に続き、この日もラッキーだった。

ngoi_15.jpg

しばらく畦道を行くと、ようやく村が見えてきた。

一番手前に見える建物が冷えたビールが飲めるというレストラン。

ngoi_16.jpg

そしてビアラオ。

ラオスのビアラオは普通は10,000kip(約110円)ぐらいだが、ここでは
15,000kip。でも、ここまで瓶ビールを運んでくる大変さを考えると
全く文句はない。

ただし、冷えていると言っても、電気がなく冷蔵庫がある訳ではないので、
水に浸けてある程度。

ngoi_17.jpg

3人でビアラオを飲みながらランチを食べていると、彼らの知り合いの
別のドイツ人カップルも到着し、しばし歓談。

ドイツは福島の事故を受けて、全ての原発を廃止することに決めたという
話を聴き、しかもそれが2022年という早い時期であることを知り、
事故の当事者である日本が30年後だと言っている現状を情けなく思った。
ところが、それどころか、この旅行後に、国民の安全より金儲けを優先しようとする、
原発が大好きな政党に政権交代し、原発廃止の決定すら覆そうとしている最新の状況と
またマスコミに踊らされてそれを選挙で選んだ日本国民には本当に失望した。


ngoi_18.jpg

ラオスの山間で良く見る家。
ラオスでは竹が色んなところで上手く使われているのが印象的だった。

ngoi_19.jpg

村の様子。収穫に忙しいせいか、村人には会わなかった。

ngoi_20.jpg

村の一番奥で牛が放牧され、子供たちがボール遊びをしていた。


少なからず観光化が進んでいるムアンゴイと違って、この村には
ジェネレーターもないのではないだろうか?

人々は暗くなったら寝て、明るくなったら起きる。そんな昔ながらの
生活を今でもしているはずだ。

そんなことを考えていると、カナダでキャンプをしながら生活をしていた
時のことを思い出した。

ブリティッシュコロンビア州とアルバータ州で、1度も屋根のある宿泊施設には
泊まらず、釣った魚を食べながら3週間ほどキャンプ生活をしていたことがある。

私が利用していたのはD.O.C.(Department Of Conservation)という政府の
機関が管理をするキャンプ場で、無料である代わりに、ほとんどが山奥にあり、
ピクニックテーブルと汲み取り式のトイレが1か所あるだけで、電気もなく、
水道すらない。

僻地にあるせいもあってか、他のキャンパーを見ることもほとんどなかった。

そんなところでキャンプをしていた時のこと。最初の2日間、私はあまり
考えずに、夜になると当然のこととして、ランタンに明かりを灯し、夕食の
準備や片づけをしていた。

周囲に何もない暗闇の中で懐中電灯やランタンの明かりだけを頼りに炊事を
することはとても不便で、3日目にしてようやく私はその馬鹿馬鹿しさに気づいた。

明るいうちに夕食の準備をして、暗くなる前に片づけを終えればいいのだ。

何も都会生活のように、時計に従って生活する必要はない。

そう気づいた瞬間に今までの自分が馬鹿らしくなった。

それから太陽中心の生活リズムに変えたら、色んなことが上手く行った。

夜早く寝るので、朝は夜明けとともに起床。

朝一番にするのは目の前の川や湖でのトラウトフィッシング。

朝もやの中での釣りは最高に気持ちがいいし、
また目覚めも爽快だった。

人間の身体は太陽のリズムに合わせて生活するように
出来ている
のだとこの時つくづく思った。

この村の人たちは今でもそんな生活をしている。

車や電化製品を始めとする物に溢れかえる物質社会である日本では、
何が本当に必要で何が必要でないかの判断すらも自分自身で
していない人がたくさんいるように思える。

ところが、キャンプやこのラオスの村のように、物がないところで
実際に生活してみると、自分たちが普段当たり前のように所持し、
使用している物のほとんどが実は不要であることに気付く。

ラオス語が話せない私が本質的なラオス人の生活を知ることには
大きな無理があるが、それでもその表面の一部を垣間見ることが
できただけでも、今回ラオスへ行って良かったと思う。

また、これまで全く触れ合うこともなく、何も知らなかった
ラオスの人たちと少しでも触れ合うことが出来、その素朴さ、
優しさを直接感じたことで、ラオスという国がとても好きになった


ngoi_21.jpg

ムアンゴイの村に戻り、
再び、ビアラオ。









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| 旅行 | 21:49 | コメントはこちらから:4 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

素晴らしい!
ラオス行ってみたくなりますねえ!

| ノール | 2013/01/08 02:21 | URL | ≫ EDIT

明けましておめでとうございます。
自然の中で暮らしたいと思いながら
なかなか踏み出せない自分を情けなく
思います。
でも、今年こそ北海道に行って
なまらさんと食事はしたいと思っています
ので、よろしくお願いします。

| イトウ | 2013/01/08 02:54 | URL | ≫ EDIT

Re: タイトルなし

ノールさん

ラオスはいいところですよ。

是非行ってみてください。

| Swimmer to the moon | 2013/01/08 08:58 | URL |

Re: タイトルなし

イトウさん

あけましておめでとうございます。

踏み出せないのはまだその時期じゃないだけかもしれない
ですよ。だから焦る必要はないと思います。
機が熟せば自然とそういう時は来ると思います。

北海道、是非いらしてください。
北海道に限らず、色んなところを実際に自分の目で
見てみるといいと思います。

| Swimmer to the moon | 2013/01/08 09:08 | URL |















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