なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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生きるために食べるということ

近所に住む友達からホタテの稚貝を頂いた。

この稚貝はその友達が知り合いから貰ったもののお裾わけだが、
あまりに大量だったので、お裾わけとはいいながらかなり
たくさんの量を頂いた。

DSC_0026_convert.jpg
これでも頂いたうちのほんの一部

都会暮らしでは近所付き合いなどないのが普通だし、
友達がたまたま近所に住んでいるということも稀なので、
なかなかこういう機会はないが、田舎暮らしをしていると、
こんな嬉しい頂き物をする機会が時々あって、私自身も
釣った魚を近所に住む友達に配ったりする。

さて、この稚貝だが、とても新鮮で、頂いた翌々日に
食べきるまで元気に生きていた。

DSC_0027_convert.jpg
一部はバターや白ワイン、塩、コショウで味付け

殻をきれいにたわしで洗って、みそ汁や鍋に入れる直前まで
元気に動いているホタテを見ていると、とても残酷なことを
しているような気がする。

私は釣ってきた魚を自分で捌くときも、まったく
同じことを考える。

私のホームグラウンドである岩内や泊は車で30~40分ほど
なので、釣ってきた魚が捌くときにまだ生きていることが多い。
特に、生命力の強いソイは捌くときもほとんどが
生きたままだ。

そんな時にいつも考えさせられるのが、生き物を
殺して食べることが正しいことなのかということ。

問題はもちろん、こうした魚や貝だけではない。
牛や豚や鶏だって、自分の手で殺めないだけで、
実際には魚と同じことが誰かの手によって行われている。

そういった行為を残酷だと思うならベジタリアンという
選択肢もあるが、では植物は生きていないのか?という
問題に行き当たってしまう。

植物は神経系を持たないから、植物には心がないという
考え方が一般的かもしれないが、それを否定する
こんな話がある。

インドの物理学者で生理学者でもある学者によると、
植物は肺も鰓もないのに呼吸をし、胃も腸もないのに
消化をしている、神経系を持たなくても、心を持っている
可能性はあるというのだ。

植物に音楽を聴かせると生育が早まるという話は
聞いたことがある人も多いだろう。クラシックを聴かせると
植物はその方向に伸び、ロックを聴かせるとスピーカーから
逃れるように伸びるという、クラシック善、ロック悪という
実験者の差別感情が含まれているのではと思えるような話も
聞こえてくるが、私のようにハードロックが好きな植物も
いるに違いない。

話が逸れてしまったが、私の知り合いのカナダ人のこんな
話がある。

30代のその男は基本的にはベジタリアンなのだが、魚や鶏は食べる。
それでは何が基準なのかというと、自分で絞めることができるかどうか
だという。

なるほど、そういう考え方もあるのかと私は考えさせられた。

本来、釣ってきた魚と同様に、牛や豚も自分で絞めないと
食べられないはずだ。ところが分業が進んだ現代社会では
それらの動物を絞めているところを目にする機会すらなく、
既に肉となってスーパーに並んでいるものしか見ない。

だから、私にしても、豚肉や鶏肉を食べるときには何の躊躇もなく
食べるのに、自分の手で魚や貝を絞めることには抵抗を感じてしまう。

人間は生きるために他の生物を食べないといけないのか?

この問題を考えると、どうしても、生命の誕生や宇宙の起源という
ことから考えざるを得ない。

生命はどうして誕生したのか? 何のために誕生したのか?
生きていくということはどういうことなのか?


無機物から有機物が作られたのは、海底火山の噴出口付近の高温・高圧の
環境下でメタンやアンモニアが材料となってアミノ酸が生まれてどうのと
いう説があるようだが、私にはさっぱり理解できない。

同様に、宇宙の起源にはビッグバンがあって、という説が一般的なようだが、
それではビッグバン以前にはそこには何があったというのか?

何もなかったというのであれば、この世の中に「無」という状態がそもそも
存在しうるのか? その何もない「無」という状態から、何かが生まれる
などということが有り得るのか?

そう考えると、私の思考はそこで停止し、先へは進まなくなってしまう。

これらの問題は、ノミやシラミの脳で因数分解や微分積分が理解できないで
あろうというのと同様で、人間の脳のレベルで宇宙や生命の起源を理解する
ということは永遠にできないのかもしれない。

それとも、私の脳のレベルで理解できないだけで、ホーキング博士のような
物理学者には宇宙の起源が確かなものとして明確にイメージできているのだろうか?

ただ、言えることは、生物のこれまでの進化の歴史や現在の地球上の生命を考えると、
その全て(もしくは例外があるかもしれないのでそのほとんどと言った方が
いいのかもしれない)が他の生命体である有機物を食べることによって
エネルギーを得ている。

であるなら、人間が他の動物や魚を食べることはごく当たり前のことのように
思われる。

少し前に和歌山の太地町のイルカ漁が問題となった。

環境保護団体を自称する集団がイルカやクジラの漁の妨害活動をしている
光景を覚えている人も多いだろう。

私自身の感想としては、イルカを食べたいとは思わないし、子供のころは
当たり前にあったクジラにしても、また食べたいとは思わない。

一方で、イヌイットは今でもアザラシを食べるし、中国や韓国では犬を食べる。
我々日本人にとってはアザラシは時折都会の河川に現れるアイドルで、
犬は言うまでもなく愛着のあるペットであって、決して食料ではない。

牛や豚は食べてもいいが、イルカやクジラはいけないということに
正当な論理は存在しない。イルカやクジラは知的な動物で云々というかも
しれないが、かなり知性が高いと思われる馬が日本以外でもヨーロッパを
中心としたいろいろな国で今でも食べられているし、そもそも知的であるか
知的でないかの線引きを誰がどうやって決めるのか?

結局、何を食べ、何を食べないかはその民族の歴史にもかかわる問題であり、
それぞれが自分の頭で考え判断すべきことであって、他人が強制すべき
問題ではない。

今の日本ではクジラを食べるという文化は無くなりつつある。
子供のころには食べていた私の世代はともかく、それ以降の世代は
おそらく食べたことがないという人も多いだろう。

そうして、食べる人が居なくなれば、その内、商業として成り立たなくなり、
妨害活動などしなくても、クジラ漁そのものが自然と行われなくなるだろう。

犬についても同様で、中国が豊かになり、犬をペットとして飼う人が
今より増えれば、今の日本と同様に、犬を食べ物として見る人はどんどん
減っていくはずだ。

何を食べて、何を食べないか。人間の基本的な生活に関わるこの問題は
それぞれがもっと真剣に考えてみるべき問題ではないだろうか?

DSC_0029_convert.jpg
一部のホタテをパスタに。
旬の北海道の味の濃いアスパラとともに、素材の味を活かした塩、コショウ、
白ワイン、バター、ニンニク、唐辛子に少し醤油を垂らしただけの味付け。



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| 北海道の食 | 00:03 | コメントはこちらから:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

Swimmer to the moon様!
はじめまして!^^
一貫している考え方に共鳴し、ちょいちょい拝見してました^^長文失礼します!

東洋医学の延長的考え→
カナダのお知り合いの方と同じですよ!
「自分で〆られないモノは取らない(己の身体に必要がないからだ…という理論だろうと推測)」
たとえば老人が一人で牛一頭と戦うのは無理ですし。
しかし?貝や小魚ぐらいは取れるでしょう。
世の中に蔓延するカロリー栄養学理論は何だかな~と思います。
ただ…上記を踏まえると…困ったことに「犬とか猫と同様な4足の皆様」だと思うと…時々買い物ができません><
(この話をすると変な人!で社会的に付き合いづらい為、リアルで言った事はありませんがw苦笑

では植物では?と、言えば…コレもまた躊躇します><…生きるという事は、他の皆様の命を頂いている…ごめんなさい…ありがとうね><。。。 と常に思います。
ワタシにも答えがワカリマセンが…不必要に他の皆様のお命を頂戴するのは最低限にしていきたいです><
ソレぐらいしか…考えつきません><

前後しますが!
原発再稼動が通ってしまいました。。。
全く納得行きません。
全く同感です><

食べるという事も、原子力というエネルギーを使う事も、
「自分(人間)だけが!良ければ良い!」的・自己本位が見える様で…

原発周辺の皆様の雇用が無くなるじゃないか!とか、
夏に向けての電力不足が問題だ!とか、
…確かに上記一部分は事実そうなのかもしれない。
だけど!この言い訳だって「誰かの自分本位」が中心になっている気がする…
稼動反対の署名運動には参加する意向です。


これからも引き続き伺います^^
マトマラナイ文章で!失礼しました><

| piazzolla@ | 2012/06/18 15:45 | URL | ≫ EDIT

Re: タイトルなし

piazzolla@さん

はじめまして。

東洋医学の話は面白いですね。

私も、人間が生きていくには他の生物の命に頼らざるを
得ないと思いますので、感謝しながら、無駄な殺生を
しないように心掛けたいと思います。

原発再稼働は腹立たしいですね。

今の技術力と危機管理能力で原発稼働を許可するのは、
幼稚園児にガソリンスタンドで大花火大会を許可するのと
同じことです。

結局、賛成しているのは、原発が無くなると職を失う
原発関係者と原発があることによって集客できて
潤っている周辺の事業者、計画停電になると金儲けに
支障が出る事業者、起きるかどうか分からない事故を
心配するより、面倒な計画停電が嫌だというわがままな人間。
つまり、自分勝手な人間ばかりです。

ところが、そんなちっぽけな理由による再稼働で人類が追うことになるリスクは
人類の将来にかかわる問題です。

投資に例えると、100円の利益を得るために、200兆円をリスクに
さらしているようなものです。

こんなことも分からない人間が世の中にいることが
腹立たしいですね。

良かったら、また遊びに来てください。

| Swimmer to the moon | 2012/06/18 19:28 | URL |















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