なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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赤信号みんなで渡れば怖くない

今年のゴールデンウィークの国内の旅行先で昨年比一番伸びたのが
東北だという。

自己責任なので、どこへ旅行しようが個人の勝手だが、
本当に色んなことを自分の頭で考えた結果の行動なのだろうか?

海外で生活をすると、日本のことが良くわかるようになるとは
良く言われることだが、私が海外で生活をして強く感じたことが
二つある。

一つ目は日本人は自分の頭で考える癖がついていないということ。
もう一つは日本人は寛容で、過去のことをすぐに忘れて許してしまうということ。

一つ目については日本人の和を重んじる精神とも関係していると思われる。
集団で何かを決めないといけない時に、自分の意見よりまず周りがどういう
意見を持っているのかを考える。

これは日本人のいいところだと思うが、あまりにその思考形式が染みついて
しまっていて、本来は他人がどうしようと関係がない場面でも、周りがどうするかを
考えてしまう。

例えば、禁止されている防波堤に入り込んでいる釣り人は『みんなやっているから
いいじゃないか』といい、禁止されている河川敷でゴルフをしているゴルファーは
『みんなやっているじゃないですか』という。

自分がやっていることがいいことか悪いことかではなく、みんながやっているから
いいという考え方は言うまでもなく間違っている。

こんなジョークがある。
有名なジョークなので多くの方がすでに聞いたことがあると思う。

色んなヴァージョンがあるようなので、以前に聞いたのとは違うかもしれないが
大体こんな感じだ。


今にも沈もうとしている船があって、船長が速やかに色んな国の人々を
海に飛び込ませようとして考えた言葉が次のとおりだ。

アメリカ人には「飛び込めば、あなたはヒーローですよ」というと飛び込んだ。
イギリス人には「飛び込めば、あなたは紳士ですよ」というと飛び込んだ。
イタリア人には「飛び込めば、女にもてますよ」というと飛び込んだ。
ドイツ人は「飛び込むのがルールです」というと飛び込んだ。
フランス人は「飛び込まないでください」というと飛び込んだ。
日本人には「みんな飛び込んでますよ」というと飛び込んだ。

また、日本人の和の精神だけでなく、日本の教育方法にも問題がある。
日本のテストの多くは(1)~(4)の中から選びなさい、(a)~(e)の中から
選びなさいというもので、『なぜ』ということが問題とならない。

最近の教育の現場は良く知らないが、私が学生だった頃は大学のゼミの授業を除いて
ディスカッションということをした覚えがない。

日本の学校では勉強=暗記で、自分の頭を使って考える必要がない形で
授業が行われる。これではいつまで経っても、自分の頭で考えるようには
ならない。


次に、日本人が寛容で、過去のことを忘れてしまうということについてだが、
これも海外に頻繁に行くようになって気づいたことだ。

まず私が気付いたのが、日本ほど親米の国はないということ。
私は色んな国で色んな人と話をし、アメリカが大嫌いだという話は
嫌というほど聞かされたが、逆にアメリカが好きだという話は聞いた
ことがない。

アメリカの隣国カナダ人でさえ、アメリカ人と一緒にされることを非常に
嫌っていた。

日本はアメリカに原爆を落とされた国である。
そのことについて、ここで今更どうこういうつもりはないし、私自身は特別
反米感情を持っている訳ではないが、世界中で唯一原爆を落とされた国が
落とした国に対して一番フレンドリーということについては違和感を覚えずに
いられない。

話がそれてしまったが、原発事故が起きたのは紛れもなく2011年、昨年の
ことである。

東北地方には、もちろん町によって差はあるが、平常時に比べればはるかに
高い濃度の放射線が溢れている。

今年のゴールデンウィークに東北を観光旅行で訪れた人たちは本当に
自分の頭で考えて行先に東北を選んだのだろうか? 他の人が行っているからとか
マスコミが風評に過ぎないと連日訴え続けていることに騙されてのことでは
なかったのだろうか。

もちろん、東北地方を旅行することが人体にどのような影響をもたらすかに
ついては今の科学では良く分かっていない。

確実に分かっていることは。。。

ある一定以上の濃度の放射線は確実に人体に影響を及ぼす。
その影響は10年後、20年後、あるいはそれ以上経ってから現れる可能性がある。
チェルノブイリではたくさんの子供たちが白血病やその他の病で亡くなった。
チェルノブイリでは事故後、流産をする女性が増えた。
チェルノブイリでは今でも動物や鳥の何%かに確実に奇形が現れている。
被ばくが原因で亡くなっても、おそらく因果関係が確認できないと言って済まされる。
基準値を超える野菜や魚が次々と出荷停止になっている。
我々日本人はこれから何十年という年月をかけて今回の事故の恐ろしさを知ることになる


チェルノブイリでは最近になって、永久的に立ち入り禁止とするエリアを決めた。
つまり事故から25年経っても、放射能に汚染されたままだということで、今後も
おそらくは数百年か数千年という単位の時間を経なければ、安全に住めるような状態には
ならないということだ。

そういうことも考慮に入れた上での東北旅行ならいいのだが。。。


ご存じのとおり、泊の原発が定期点検のため停止し、日本で現在稼働している原発は
無くなった。当然ではあるが、とても喜ばしいことだと思う。

それに伴って、北海道のローカルのTVでは泊村の人たちのインタビューがいくつか
紹介された。原発に依存し、ほとんどが原発に何らかの形で恩恵を受けている小さな村の
ことなので、自分の考えをストレートには表現出来ないという人もいたが、中には
『原発が無くなれば仕事や商売が出来なくなる』という意見や『パークゴルフ場の
運営費は大丈夫だろうか』という意見があった。また経済界からは電力不足で日本経済が
失速することを懸念する声も聞えてきた。

私は思わずため息が出た。

原発事故が起きたら、どうなるかは福島の人が身をもって体験しているわけで、
自分の仕事が無くなるとか、経済が失速するとかそんな小さな話で済むことではない。

福島の人たちの仕事はどうなったのか? 福島の経済はどうなったのか?
自分の愛する故郷に一生戻ることができないだけでなく、世界中に放射能汚染をまき散らし、
迷惑を掛けている事実を考えたら、一部の人間の仕事や経済状況や、ましてや
パークゴルフ場がどうのという話が出てくるのは、この期に及んでも事の重大さが
わかっておらず、福島の人たちに起きていることは全くの他人事で対岸の火事とでも
思っているのだろう。

そもそも、過疎の村が原発を受け入れることにより、一気に雇用問題が解決し、
商売が繁盛し、村には不釣合いな豪華な施設が立てられ、生活が豊かになるという
裏にはどれだけの危険が潜んでいるかを考えなくてはいけない。

そんなことで過疎問題を解決しようなどというのは、以前から言っているとおり、
悪魔に魂を売っているのと同じだ。

事故はいつか起きるかもしれないが『自分が生きている間さえ起きなければ』
『自分の任期中にさえ起きなければ』
、電力会社、政府関係者、原発を受け入れた村民は
どうせその程度のことしか考えていないのだろう。

原発に魂を売らないと過疎問題を解決できないなら、その村は潔く過疎のままでいるか
他の対策を考えるべきなのだ。


東北を観光で訪れることが被災者の支援につながるという考え方があることは理解できる。
でも、それ以前の問題として、その被災者の人たちも放射能に汚染された土地に住み続ける
べきなのかどうかということを、もっと真剣に考えるべきだと思う。

もちろん、先立つものが必要などの問題はあると思うが、自身や家族の生命や健康が
かかった問題だということを忘れるべきではない。福島の25年後がどうなっているかは
チェルノブイリを見れば想像がつくのではないか。


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