なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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バス事故

群馬の悲惨なバスの事故が最近大きくニュースで取り上げられている。

実は私も似たような事故に遭ったことがある。

もう20年近くも前のオーストラリアでの出来事だ。

オーストラリアでの1年ほどの滞在を終え、日本に帰る前に
エアーズロック周辺のツアーに参加した時のことだ。

ツアーは4泊5日のキャンプツアーで、エアーズロック、オルガ、
キングスキャニオンなどを周るツアーだった。

ケアンズのバックパッカーズで働いていた関係もあって、私は友達と
このツアーに無料で参加をさせてもらっていたのだが、事故は
その最終日に起こった。

ツアーに参加をしていたのは、確か外国人は我々2人だけで、
後は全てオージーの家族連れやカップルだったと思うが、
全ての日程を終え、アリススプリングスの町に戻る途中のことだった。

みんな5日に渡るキャンプで疲れ切っていたこともあり、バスの中の
ほとんどが寝ていたと思う。突然、前の方の席に座っていたおばさんが
大声で運転手の名前を叫んだ。

車はハイウェイを走っていて、ちょうど別のハイウェイとクロスするT字路に
差し掛かろうとしていたが、全く減速する気配がないことにおばさんが
気付いたのだ。

この声で我に返った運転手が慌ててブレーキをかけようとしたが、すでに時遅く
車は交差するハイウェイを突っ切って、ブッシュの中に突っ込んだところで
何とか停止した。

交通量が少ないオーストラリア郊外で、たまたま交差するハイウェイを走っている
車がなく、また突っ込んだ先がオーストラリア独特のブッシュで、大きな木が
あるわけでもなく、崖でもなかったので大事には至らなかったが、もしそれらの
どれかひとつでも存在したら、今回の群馬の事故同様の大惨事になっていたのは
間違いない。

乗っていた子供たちの中には前の座席で頭をぶつけたり、ショックを受けていたりで
後に病院に運ばれた子もいたが、ハイウェイで居眠りをしてそれだけで済んだのは
奇跡的だった。

私と友人も寝ていたのだが、幸いこのおばさんの叫び声で目が覚めて、
衝撃に身構えることが出来たので無事だった。

結局、この事故も今回の群馬のバスと同じく、運転手の過労が原因だった。
ツアー中、この運転手は参加者20名ほどの面倒を見ながら、ひとりで5日間
運転をしていた。

エアーズロック周辺のツアーとはいえ、広大なオーストラリアなので
毎日の移動距離は数百キロにも及んだはずだ。

まじめな働き者で、私はこの運転手に対してとてもいい印象を持っていたが、
1人でこれだけの人数をしかもキャンプツアーで面倒を見るのはあまりにも
過酷すぎたと思う。

食事などは参加者が協力して作るとはいえ、色んな指示や準備はやはり
運転手が主導で行うことになり、参加しているだけでも疲れて、みんな
寝てしまっているというのに、この運転手の疲れは我々の比ではなかった
はずだ。

そんなことも分かっていたので、事故の後も彼に同情の声を掛ける者はいても、
誰も彼を責めたりはしなかった。


話を戻して今回のバス事故だが、東京-大阪間の夜行バスを何度も利用している
私としては他人事とは思えない。

確かに安全の度合いや時間を考えれば新幹線を使う方がいいのかもしれないが、
1万2,000円ほどもする新幹線と比べて、わずか3,000~4,000円ほどで済む
格安バスの存在は大きい。

私が覚えている限り、運転手が一人だけという夜行バスは乗ったことがないと
思うが、670kmまではワンマンでもいいという国の規制はどうかと思う。

私自身、これまで何度も大阪-東京間の約500kmを夜間運転したことがあるが、
やはり必ず眠気は襲ってくる。

一度、東京での仕事を終えて自宅に帰り、そのまま大阪に向かって運転をしたことがあり、
その時の眠気は尋常ではなかった。

なんとか次のパーキングエリアまで頑張ろうとして、音楽のボリュームを上げたり、
窓を開けて夜の冷たい空気に当たったりして工夫をするのだが、わずか10kmだか
20kmの距離がとにかく辛かった。

高速なので路肩に車を停めるという訳にもいかず、運転をしながら
『あっ、今運転してる』と我に返る瞬間が何度かあった。

ということは、その0コンマ何秒か、もしくは2~3秒か分からないが
意識を失っている瞬間があったのかもしれない。

この時はなんとかパーキングエリアにたどり着き、車の中で寝たら、朝まで
目が覚めなかった。

この時以来、仕事が終わって仮眠をせずに500kmを運転するということは
無くなったが、とにかく500kmでも半端な距離ではない。

しかも、ワンマンでの勤務となると、パーキングエリアにたどり着いたからといって
眠るわけにもいかない。

そう考えると、いくら価格競争が激しいといっても、ワンマンじゃないと
割りに合わないような運行は許されるべきではない。

私は専門ではないので正確なことは言えないが、私の感覚では夜間の
ワンマンでの運行は300kmぐらいが限界なのではないかと思う。

とにかく、原発事故同様、今回のバスの事故も起こるべくして起きたと
言わざるを得ない。

せっかくの休暇を楽しみにしてこの事故でお亡くなりになられた方々には
心からご冥福をお祈りしたいと思うが、今回の事故を教訓にして、今後二度と
同じような犠牲者が出ないようにしなければならない。

それは原発事故も同じだ。


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まとめtyaiました【バス事故】

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| まとめwoネタ速suru | 2012/05/01 23:57 |

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