なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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鬼束ちひろのコンサートへ行ってきた。

中学生の頃、ラジオから流れてくるジャニス・ジョプリンの歌声を
初めて聴いたとき、大きな衝撃を受けた。

『なんだ、このもの凄い歌い方は』

当時、英語の歌詞もろくに理解できなかったはずの私に、ジャニスの
歌は強烈に突き刺さった。どんな映画やドラマを観ても決して泣くことの
ない私がジャニスの悲しい歌声に不覚にも涙した。

言葉の壁を越えてまで心に響く歌声。ジャニス以外にそんな歌声を
聴いたことはなかった。

当時のレコードのライナーノーツに、現地在住のスチュワーデスの
コメントとして、こんなことが書かれていた。正確な言葉は忘れたが、
要約すると、ジャニスのレコードは素晴らしいけど、ライブの彼女は
こんなものじゃないと。

それを読んだ私はジャニスが既にこの世に居ないことをとても残念に
思った。ジャニスが活動をしていたのは私が生まれた頃。ジャニスの
ライブの素晴らしさは彼女が残したライブアルバムでも充分に伝わってくるが、
生で体験した感動は、おそらくそんなものではなかったのだろう。

もうジャニスのようなアーティストは決して現れない。私はそう思って
疑わなかった。

そこに鬼束ちひろが現れた。

『月光』という名曲で鬼束ちひろがデビューした当時は、ちょうど
宇多田ヒカルがデビューした後ぐらいで、最初はまた日本から
才能のあるアーティストがデビューしたというぐらいの認識でしかなかった。

それが大きく変わったのは、NHKで放送された彼女のライブ映像を
観てからだ。

ステージの上の鬼束ちひろは、何かに憑りつかれたように歌い、
そして踊っていた。

彼女の中に神が舞い降りたかのように歌う彼女の声量とパワーは圧倒的で、
私はスタジオ録音との違いに驚いた。

普通のアーティストならライブよりスタジオ録音の方がいいのが
当たり前で、ライブがスタジオ録音を上回るというのはジャニス以来の
衝撃だった。

ご存知の方も多いと思うが、鬼束ちひろは精神的、あるいは肉体的、
もしくはその両方に問題を抱えているらしく、他のアーティストのように
これまで順調にライブが出来ている訳ではない。

長い休養の後の一夜限りの渋谷での復活ライブでは、チケットの抽選にことごとく
外れ続け参加できず、次のライブツアーでは札幌のいい席が確保できたものの、
本人の体調不良でツアー自体がキャンセルとなった。

彼女の体調の不安定さもあって、このまま鬼束ちひろのライブを体験できずに
終わってしまうのか? そんなことを考えながら、参加できなかったライブの
DVDを何十回も観て、何度も涙を流した。

そんな中、発表された『HOTEL MURDERESS OF ARIZONA ACOUSTIC
SHOW
』。名古屋、神戸、東京と3か所だけのライブで、私は名古屋と神戸の席を
確保することが出来た。

今回は待ちに待ったライブだ。

その初日の名古屋でのライブでは、緊張のせいか、声の出も悪く、声の出る
声域を探りながら歌っているような感じがあったが、私はこの夜に限っては
彼女がみんなの前に元気な姿を見せてくれて、無事に1つのライブを終えられた
だけで満足だった。

2公演目となる昨夜の神戸では、少しは緊張がとけて、名古屋よりは少しは良い出来に
なるのではないかと期待して参加したが、その期待をある意味大きく裏切る、名古屋とは
比べものにならない素晴らしいステージを見せてくれた。

従来通りの圧倒的な声量とパワーで、名古屋のときのような不安定さは影を潜め、
自信を持って堂々と歌う鬼束ちひろの姿がそこにはあった。

鬼束ちひろより歌が上手いアーティストはたくさんいることも分かっているし、
私にも鬼束ちひろの他にも好きなアーティストはたくさんいる。

しかし、ジャニスがそうであったように、鬼束ちひろは他のアーティストでは
決して真似をすることが出来ない、魂に響くアーティストなのだ。。

ジャニスの音楽のジャンルがジャニスでしか有り得ないのと同様に、
鬼束ちひろの曲も単純にジャンル分けはできない。

もちろん彼女の曲だけを取り上げれば、それは時にロックであり、POPSであったり
するわけだが、彼女がその曲を歌った瞬間、それはロックでもなければポップスでもない、
他のどのジャンルにも属さない『鬼束ちひろ』というジャンルの音楽になる。

そんな素晴らしい一夜のライブに居合わせることが出来たことをとても
幸せに思う。

ジャニスのライブを見れなかった無念さもあって、鬼束ちひろという素晴らしい
アーティストと同じ時代を生き、ライブに参加することができたことを
本当に嬉しく思う。

先ほど、英語が分からなかった当時の私の心にジャニスの歌声が響いたと言ったが、
同じことが鬼束ちひろにも起きているようだ。

最近、YOU TUBEで鬼束ちひろの映像を観る機会が良くあったが、コメント欄に英語の
コメントが多いことに驚かされる。そのコメントのほとんどが彼女の歌声を
絶賛するもの、曲を絶賛するもの、そして、日本語は分からないけど魂に響くという
コメントもいくつか見られた。

中には鬼束ちひろが誰なのかを知らずに彼女の映像に辿りつき、この凄い
アーティストは一体誰なの?という書き込みもあった。

もちろん、音楽の趣味なんて人それぞれなので、誰もが鬼束ちひろの
歌声に感動するとは思わない。でも、音楽に少しでも興味があるなら、
一度は真剣に聴いてみる価値があるアーティストだと思う。

もし初めて聴くなら、ライブの映像を何曲か聴いてみることをお勧めする。

長々と書いてしまったが、とにかく鬼束ちひろには無理をしない程度に
これからもずっと歌い続けてほしいと思う。鬼束ちひろのように歌える
アーティストはこの世に他に居ないのだから。

【追記】
このツアーの東京公演のDVDがアマゾンで予約が可能で、
私も既に予約しました。4200円が3080円になるようです。


ちなみに発売予定日は2012年2月15日ですが、価格保証の対象商品で、
発売日までのアマゾンでの最低販売価格が支払金額となるそうです。
すぐに予約するしかないですね。





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