なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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日本人の休暇の過ごし方

今年の夏のニセコではちょっとした異変が起きている。

今まで、夏のニセコと言えば、札幌など近郊からラフティングに来たり、
ドライブに来たりという日帰り客や週末だけの宿泊客がほとんどだったが、
今年はコンドミニアムに1カ月単位で滞在する長期滞在者が増えているのだ。

この背景には、福島周辺の放射能汚染からの避難者や猛暑から逃れる
避暑を目的とした内地からの滞在者が多く存在するが、少しは日本人の
休暇に対する考え方も変わってきたような気がする。

私が初めて海外へ行った頃はプラザ合意をきっかけとして急激な円高が進み、
1ドル230円ほどだった米ドルが130円~150円程度にまでなった。

この円高で日本からの海外旅行客も急激に増えたが、旅慣れない日本人の
旅行スタイルはハリウッド映画で頻繁に揶揄されたとおり、団体でバスに乗り、
カメラを首からぶら下げて観光名所から観光名所へ忙しく写真だけを撮りに行くだけの
旅行が主流だった。

有給休暇という欧米同様の制度がありながら、現実的には名ばかりで
休暇の消化が出来ないという日本の現状と、まだまだ海外旅行は生涯に
1~2回という時代だったことを考えると、1回の短い旅行期間で出来るだけ
たくさんの観光地へ行って、そこを訪れたという証拠写真を撮って周るというのは
仕方のないことだったのかもしれない。

一口に観光地と言っても、京都や東京のように、観光バスでポイントだけを
周れば充分な街もあれば、海辺のリゾートのように、短期で訪れて、慌ただしく
写真だけを撮っていく旅行が似合わない街もある。

ニセコはまさに後者だ。

ニセコの良さは豊かな自然や澄んだ空気と水。それに地元で採れる
新鮮な野菜。


朝早く起きて、外を散歩すると、都会では決して味わうことのできない
清々しい新鮮な空気を吸って、マイナスイオンを感じることが出来るし、
キッチンのついたコンドミニアムに滞在していれば、直売所で買った野菜を
自ら調理して味わうことも可能だ。

素晴らしい自然に囲まれた環境の中で、本を読んだり、昼寝をしたり、
何もしない贅沢を味わうには最高の場所だと思う。


いつも○○をするために○○へ旅行に行くというのではなく、
たまには何もしないことを楽しみにニセコのようなところを
訪れるのもいいのではないか。

私のカナダ人の友達夫婦は毎年10月になると1か月間ハワイの
マウイ島に滞在していた。

別にサーフィンをするわけでもなく、ただそこでの生活を楽しむ、
それだけが目的の滞在だ。

しかし、こんな滞在の良さ、贅沢さを理解しないのは何も日本人だけではない。

以前、こんなことがあった。

大学の卒業前に南米を旅行した時のことだ。

アマゾンのジャングルの真ん中にある、ボートでしか行くことのできない
ロッジに滞在していたときのことだ。

そこで知り合ったフランス人夫婦が、私がどこかへ出かけて帰って来る度に
「何か珍しいものを見たか?」と訊いてきた。私が別に大したものは
見ていないというと、残念そうに戻っていった。

おそらくはジャガーを見たとか、ナマケモノを見たとかいう
エキサイティングなイベントを期待していたのかもしれないが、
そんなことは私にとっては大した問題ではなく、同じ質問を
されることに私はうんざりしていた。

確かにワニも見たし、アナコンダも見た。ピンクの川イルカや
罠にかかった電気ウナギも見た。でも、重要なのはそういうことでは
なくて、アマゾンのジャングルに身を置いて、アマゾンを自分自身の
身体で感じることだと思っていた私にとって、何を見たかということは
おまけのようなものだった。

アマゾンのジャングルでスコールに遭ったり、ハンモックに寝転んで
ビールを飲みながら昼寝をしたり、ピラニア釣りをしたり。

夜にはアマゾン河にカヌーで漕ぎ出し、サルの鳴き声を聴きながら
満天の夜空を見上げる。

そうやってアマゾンを体感することの方が遥かに私には有意義に思えた。


いつものとおり話が逸れてしまったが、日本人にもようやく、滞在型の
ヴァケーションを楽しむというスタイルが浸透してきたのはとても
いいことだと思う。

慌ただしい都会の生活を離れて、せっかく田舎に来ているのに、
都会にいるときと同じように分刻みのスケジュールで、慌ただしく
出来るだけ多くの観光スポットを周ろうとするような旅行では
疲れに来ているようなものだ。

有給休暇という現在は名ばかりのシステムが日本でも本格的に根付き、
労働者の権利として遠慮なく全て消化できるような社会になれば、
もう少し日本人の生活にもゆとりが生まるだろう。



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| 人生 | 18:00 | コメントはこちらから:11 | trackbacks:0 | TOP↑

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なんちゃって住人

富良野6泊も、オーナーさんに笑われました。宿近郊でブラブラを楽しもうとしたら「美瑛は行った方が」と動く事を進められました。
動いて確かによかったけど、「何もしない贅沢」「アコモデーションもバケーションの一部」という意識も宿泊業界の方々は持った方がいいのになぁ、って思います。
気持ち込めて作った宿空間を、寝る食うで終えちゃうのは勿体ない。
富良野⇒中富良野⇒上富良野と二日ずつ動いたのですが、「ここの野菜カレーもう一回、次はバス途中下車して行こう」とか「美味しいパン屋さんのリピーターになる」事ができるんですよね。
旅先で「なんちゃって住人」するのが好きです、私。

| あじゃこ | 2011/08/17 00:00 | URL | ≫ EDIT

Re: なんちゃって住人

あじゃこさん

旅先でおいしい店を見つけたときは嬉しいよね。
つい、もう1回行ってみたくなります。

美味しいパン屋も経験あるなぁ。
NZのカイコウラのバックパッカーズの隣がベイカリーで
おいしいクロワッサンを食べたのを今でも覚えています。

なんちゃって住人、いいんじゃないですか。

| Swimmer to the moon | 2011/08/17 08:46 | URL |

同感です。。。

私の友達も時々北海道に来てくれるのですけれど、
皆さん忙しすぎて……
よくわかっていない方もいるのだと思うのですけれど、
広い北海道を二泊三日ぐらいで横断したり縦断したり……
それじゃあ北海道の魅力はわからないだろうなーといつも思ってしまいます。
私も昔から旅のスタイルはひとつの場所に長くとどまってゆっくりすること。
観光地などに行ってしまうと、そこは地元の方にとっても「非日常」の世界じゃないですか。
いつも暮らしている場所とは違う場所の「日常」を体験するからこそ、私にとっては「非日常」になれるわけですよね。
そういう意味では今の十勝での暮らしも、実は長い長い「バカンス」なのかもしれないとさえ思ってしまう今日この頃です(笑)

| みる | 2011/08/18 11:20 | URL |

Re: 同感です。。。

みるさん

私も同じですね。
ニセコ暮らしは未だに非日常のような新鮮さがあります。

観光地は地元住民にとっても非日常というのも良く分かります。
ニセコに住んでいながら、観光客が行くようなところで行ったことがない
ところはたくさんありますからね。

ちなみに、ニセコで人気のラフティングも未だに未体験です。
海外では何度もしたことがありますが。。。

だから、旅行をするときは、出来るだけ観光地ではなく、地元の人が
行くようなところを訊いて行くようにしています。
その方がおいしいお店も見つかりますしね。

| Swimmer to the moon | 2011/08/18 13:07 | URL |

みるさん

十勝にお住まいなんですね~。富良野で畑が広がる中を車で移動中、「十勝に行くとまた違った風景が広がりますよ」と宿の人に言われました。

じっくり滞在することで、昔社会の授業で習った事(段々畑、小豆や小麦の産地、地形や産物等)が体感できる。
これが今面白いです。

多くの宿で残念なのが、「基本一泊」「10時迄にお客を一掃して、4時以降収用して贅沢な食事を出す」ところがあまりにも多いことです。
宿泊客にとって宿とその周辺=非日常。ということをもっと売りにしてほしいです。
確かに今回も、三日間で札幌⇒富良野⇒稚内(網走、釧路)⇒札幌、が大半でした。
駆け足バケーションも良いかとは思いますが、のんびり滞在スタイルも認知度アップされてほしいです(笑)

| あじゃこ | 2011/08/18 13:14 | URL | ≫ EDIT

あじゃこさん、こんにちは。

横レス失礼します。
十勝は富良野の畑をもっと平らにして広くした感じです。
似ていますが、ちょっと違いますね、いちどいらしてみてください。
十勝にはあまり観光地らしきものはないのですけれど、
温泉もありますし、馬に乗れるところも多いし、最近では観光ガーデンが増えて、「十勝ガーデンロード」なるものもできました。
十勝川温泉などに連泊すると、レストランでお昼を出すところもあるし、けっこうゆっくりできると思いますよ。
十勝に来たら、三日ぐらいゆっくりして、できればレンタサイクルなどで田園風景を楽しんでいただきたいなと思います。
でも私の友達でそんな風に過ごしてくれる人はめったにいませんけれど(笑)

| みる | 2011/08/19 15:36 | URL |

いいですね

みるさん、管理人様

休暇スタイルは、人それぞれなのですが、少数派の同じような意見に出会えて よかったですo(^-^)o

| あじゃこ | 2011/08/20 08:43 | URL | ≫ EDIT

とても興味ある内容です。
僕ニセコ近辺に関わりが
あるので、とても参考になります。

| 匠くん | 2011/08/21 03:10 | URL |

Re: タイトルなし

匠くんさん

コメントありがとうございます。
また遊びに来てください。

| Swimmer to the moon | 2011/08/21 10:16 | URL |

イギリス人の休暇の過ごし方

平均的イギリス人は最低年に一回、2週間のホリデーに出かけます。
人気があるのはスペインやギリシアの海岸ですね。
昼間はプールサイドで本を読んだり、日光浴をしたりして
のんびり過ごします。
私はイギリスに住んで17年になりますが、
いまだにこういったホリデーの過ごし方はまねできないです(笑)。
しかもイギリス人の夫がわりと日本人的で
旅行中、たくさん写真を撮りたいタイプなのです。
うちの旅行スタイルはちょうど日本とイギリスの
中間って感じです。

| ミセスガーベラ | 2011/08/22 18:48 | URL | ≫ EDIT

Re: イギリス人の休暇の過ごし方

ミセスガーベラさん

やっぱり年に1回ぐらい2週間ぐらいの休暇は最低でも必要ですよね。
カナダ人の夫婦が毎年1カ月はヴァケーションに出かけるのを見て、
日本人って、生きるために働いているのか、働くために生きているのか
分からないなって思いました。

最近はそうでもなくなりましたが、休暇=同僚に迷惑をかける悪いことみたいな
変な意識をまずは改革する必要がありますね。

いずれにしてもヨーロッパは他の国が近くにあるので、手軽に外国へ
行けますよね。しかも個性的な国が多そうなので退屈しなさそうです。

| Swimmer to the moon | 2011/08/22 20:45 | URL |















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