なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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風評被害について

風評被害は良くない。

そんなことは誰でも分かっている。

TVでは毎日のように、福島周辺の農家や漁業者が風評被害を
受けているという報道がされている。

私はこういった報道を見るたびに大きな違和感を覚える。

このアナウンサー達、もしくは原稿を作っている人間達は
風評被害という言葉の意味を知っているのだろうか?


私の理解が正しければ、風評被害というのは間違った情報や
根拠のない噂によって、本来関係のないものや人が不利益を
受けることだと思うのだが、間違っているだろうか?

最近のTVの報道を見ていると、福島周辺の農産物や海産物が
避けられたり、福島近郊への観光がキャンセルされていることを
断定的に風評被害と言っているのだが、果たしてこれは風評被害だろうか?

福島第一原子力発電所では今でも大量の放射能が漏れだしている。
先日はついに放射能を含んだ大量の水を海に捨てるという許されない
最悪の事態に陥った。事態はそこまで追い込まれているということだ。

福島やその周辺地域の農業関係者や漁業関係者にとって、今回の
事故は青天の霹靂(へきれき)だったに違いない。彼らが被害者で
あることは間違いない。

しかし、これほどまでに放射能が垂れ流されている状況の中で、
福島周辺の野菜や魚貝類を避けるということは風評被害だろうか?


私はそうは思わない。

これは危険回避のための自己防衛に過ぎない。

大きな被害を受けている農業関係者や漁業関係者については
本当に気の毒だとは思う。彼らは間違いなく被害者だ。
しかし、だからと言って、放射能残留量の多い食べ物を
食べてくれというのはおかしな論理で、全く異なる
これら二つの問題を混同してはいけない。

放射能の影響や恐ろしさについては誰も正確には把握できていない。
そんな未知なるものを満足のいく安全管理体制すら作れないまま
取り扱っているのが今の日本の現状だ。

TVでは相変わらず、この程度のレベルの放射能では
ただちには影響がないと無責任な安全キャンペーンが
繰り広げられているが、彼ら科学者がどうしてそんなことを
平気な顔をしてTVで言えるか考えたことがあるだろうか?

例えば10年後、20年後に多くの人が今回の放射能漏れの
影響で亡くなったとしても、その因果関係を証明することが
不可能であることを彼らは良く知っているからだ。

つまり、10年後に実際に多くの発病者、死者が出ても、おそらく彼らはこういうだろう。

・統計的に見て誤差の範囲である。
・原因を特定することは困難だ。
・因果関係は確認されていない。
・だから私は『ただちには影響がない』と言ったのだ。

彼らに都合のよい逃げ道となる言い訳は幾らでもあるのだ。

起きないと言われてきた放射能漏れ事故は起きてしまった。
それにより被害を被った農業関係者や漁業関係者が求めるべきは
一般の罪のない消費者を巻き込んで、放射能汚染された食べ物を
食べてくださいと懇願することではなく、自分たちを騙して原発を
作った人間達に補償をさせることではないだろうか?

特に、この原発にゴーサインを出した関係者全て、ならびに
原発が安全であると公の場で発言したことのある科学者達は全てが
その責任を取って、全私財を補償に回すべきではないだろうか?

TVでカメラに向かって、『風評被害は止めてほしい』というのは
筋が違っている。食物の放射能汚染はもはや風評ではなく、明らかな
事実なのだ。

福島周辺の農作物、海産物が売れなくなった原因は、危険を回避するために
買わなくなった消費者にあるのではなく、原子力発電所が存在するためなのだ。
原発が存在する限り、農業者や漁業者は今後もこの問題から逃れることはできない。

日本のすべての農業者、漁業者、さらには安全な食品を求める消費者は
その全てが原発に反対するべきではないか。


福島は第二のチェルノブイリになるのではないか?

日本国内ではあまり聞かれることも無く、そんな話が出ても、
真っ先に原発推進派の科学者たちによって否定されるのだろうが、
試しに海外の(例えばアメリカの)YAHOOで"Fukushima" "Chernobyl"と
二つのキーワードを入れて検索してみるといい。

この二つの事故が同等だという記事や、福島はチェルノブイリとは違うと
いう記事もあるが、福島はチェルノブイリ以上になるという記事もたくさんある。

科学者ではない私にはどの記事が現実に近いかの判断は出来ないが、
ひとつ言えることは、福島の原発事故はチェルノブイリの事故と
比べられるぐらい重大な事故だということだ。

それらの記事の中に書いてあったことだが、アメリカを含む複数の国が
福島周辺の県産の食物の輸入を禁止しているという。当然の措置だろう。
立場が変わって、アメリカで事故が起きていたら、間違いなく日本でも
同様の措置が取られたはずだ。しかし、この事実もあまり大きくは
報道されていないような気がするのは気のせいだろうか?

日本国内では安全だ、問題ない、大丈夫という言葉が繰り返されているが、
海外ではそんな風には考えられていない。

そんな状況下でありながら、福島周辺の食物を食べないことを
風評被害だというのは明らかに間違っている。


観光についても同じだ。もしサンフランシスコで原発事故が起きていたと
したら、日本人のほとんどはロスアンジェルス行きの旅行もキャンセル
するだろう。それほどまでの大きな事故が日本国内で起きているという
ことだ。これも、風評被害では決してなく、純粋な自己防衛だと思う。


放射能に汚染された大量の水を海に捨てるというのもとんでもない暴挙だと
思う。こんなことが許されていい筈はない。

もし同じことを近隣の韓国や中国がしたら、日本人はどう思うだろうか?
漁業に対する影響を考えて、激怒するだろう。捨てるなら、自国領土内の
内陸に捨てろという議論も持ち上がるのではないか。

それを日本は、世界中が共有し大切にしていかなくてはならない、かけがえのない
人類の財産であるはずの海に捨てたのだ。そんな犯罪ともいえる暴挙を日本人は
犯してしまったのだという自覚を持たなければならない。

それでも、日本は原子力発電を続けるのか?

原子力発電を続けている限り、事故はおそらく間違いなくまた起きるだろうし、
今回の事故に対する現在の対応を見ていると、どうせまた無策な行き当たりばったりの
対応しかできないことは目に見えている。

マスコミにとって電力会社がどれほど大切な顧客か知らないが、自分たちの
報道を信じて、放射能に汚染された物質を摂取し、10年後にがんを発症する
人間が現れる可能性があるということを考えて、これが本当に風評被害に
当たるのかを真剣に検証して、金の論理に左右されない報道をしてほしい。









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| 人生 | 10:03 | コメントはこちらから:2 | trackbacks:0 | TOP↑

COMMENT

おっしゃるとおりですね。

私もこの「風評被害」という言葉には毎日違和感を感じていて、それがとてもストレスになっています(笑)
「風評」というのはおっしゃるとおり、「根拠のない」噂のことを言うのであって、原発は今日も確実に放射能を外に出し続けているのですよね。
それが微量だから問題ないと感じるかどうかは人それぞれの判断でしょう。
農薬がたっぷりかかった野菜を「平気だ」と思う人もいれば、できるだけ無農薬の野菜を買いたいと思う人もいるように…
大本の原因である原発を避難することをせずに、自分や家族の健康を気遣うごく普通の一般市民が福島産の食品を買わないことが、あたかも罪であるような風潮には強い危惧を抱かざるを得ません。
今回の事故では政府、東電の対応はもちろん、マスコミに対する不信感もつのる一方です。
多くの人がマスコミに惑わされることなく根本の原因である原発の存在を疑問視してくれることを祈るばかりです。

| みる | 2011/04/09 11:33 | URL |

Re: おっしゃるとおりですね。

みるさん

同じように感じている方がいらっしゃって嬉しいと同時に
安心しました。やっぱりおかしいですよね。

もしこれが海外で起きていれば、間違いなく日本では
輸入禁止の措置が取られ、その国の生産物が日本の市場に
出回ることはなかったはずです。

それが日本で起きたからといって、避けるのは風評だというのは
全くおかしな話です。

今日もTVでとても気になることがありました。
海に流している汚染水についての報道のときに、必ず頭に
「低濃度の」汚染水として、「低濃度」という言葉を
しつこいぐらいに付けていたんですよね。

科学者によると、低濃度だから安全ということは必ずしも
言えないそうです。しかもこれから食物連鎖により、
どんどんと生物の体内で濃縮されていき、人間が食べるころには
相当な濃度になっている可能性があります。

私が観ていたのはアサヒ系列ですが、他の局もそうだとしたら、
何らかの圧力が掛かっているのかもしれません。

電力会社はいくら経費を使っても、35%を利益とすることが
できるという法律をいいことに莫大な広告費を使って、
「原子力は安全、コストも安い」という嘘の広告を流して
国民を洗脳して来ました。

私自身も今回の事故まではここまでずさんな安全管理体制だとは
思わなかったし、危険な代わりにコストは安いものだと思わされて
いました。

しかし、安全神話は今回の事故で完全に壊れ、コストが安いと
いうのも、燃料の処理に掛かる費用や、今回の事故処理に必要な
費用が含まれていないだけで、単なる都合のいい数字作りのようです。
この補償にかかる費用を考えると、おそらくは自然エネルギーの
何倍にもコストが膨らむのではないでしょうか。

考えれば考えるほど本当に嫌になりますね。

| Swimmer to the moon | 2011/04/09 14:38 | URL |















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