なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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地球という美しい星に暮らすということ

今回の地震と津波で、人生というものについて改めて考えさせられた人も
多いのではないだろうか?

私がまず考えたのは、この残酷な地震や津波という現象も、地球の構造や
歴史から考えると、決して突発的な事故のようなものではなく、常に
起きる可能性があるものだということ。

ただ、我々人類の一生のサイクルがせいぜい100年と短かく、
一方で今回のような大災害が起きるサイクルが数年から数十年に一度で
あるために、普段はそれほど意識することなく生活をしているだけだ。

しかし、一度事が起きてしまうと、今回のような大惨事を引き起こすことになる。

やはり我々はもっと、この地球という星に暮らしているということを
自覚すべきなのだろうと思う。


何もない平穏な時の地球は本当に美しい。
エメラルドブルーの湖、コバルトブルーの海、純白で無垢な雪、真っ赤に
燃えるような夕陽。どうしてこれらはそんなに美しい必要があるのかと
思うぐらいに美しい。

しかし、今回牙を剥き、人々を地獄の底へ突き落したのも、この同じ
美しい地球なのだ。

我々はこの地球と上手く調和して、暮らして行かなくてはならない。

我々人類はどう足掻いても地球が生み出す自然の力には勝てない。
そして、それはおそらく今から1000年経っても変わらない。

そこで、我々がこれから真剣に考えなくてはいけない大きな問題がある。

それはどこに住むかという問題だ。

日本人は特に故郷というものをとても大切にする民族だと思う。
だから、この問題を考えるのは簡単なことではない。
おそらくは様々な感情が絡んだ複雑な問題になるだろう。

でも良く考えなくてはならない。

宮城沖の地震と津波は1896年、1933年、2011年と、わずか100年ほどの
人間の短いライフスパンに近い期間の中で3回も起きているのだ。


しかも、津波を伴わなかった地震はもっと頻繁に起きている。
これから先は地震や津波がもう起きないと思う方が不自然だし、
今回のものが今後も最大であり続けるという保証もどこにもない。

数カ月かかるのか数年かかるかは分からないが、今回津波の被害に
あった地域の土地が復興したとして、そこに再び家を建てるべきか
どうかは真剣に考えなくてはならない問題だと思う。

もちろん、ここで先ほど言った日本人の故郷に対する思いが
立ちはだかるだろうし、もっと現実的には、他の土地に移り住むための
資金がないという問題もあるだろう。

しかし、ここで再び良く考えないといけない。
タラレバの話をしてもしょうがないことは分かっているが、
もし1896年、あるいは1933年の津波の後に人々がこのことについて
良く考えていれば、今回の津波に巻き込まれずに済んだ人もいるはずだ。
もちろん、助かったのは自身ではなく子供や孫であったかもしれない。

今更こんなことを言ってもしょうがないのは分かっている。
でも、同じ悲劇を繰り返さないためには、今回こそは考えるべきだ。
わずか100年という短い間に3回も悲劇が起きているのだ。

前回の1933年の大津波の後、10mの防潮堤が建てられ、これで安全だと
住民は信じさせられていたのかもしれないが、そんなものはほとんど役に
立たなかった。今度はそれを20mにするのか? あるいは30mか?
そんな非現実的な話をしても意味がない。仮に作ったとしても、そこに
ぶつかった波は沿岸部を伝って、防潮堤がないところまで行き、そこで
大きな被害をもたらすに違いない。

そんなことを考えていた矢先、興味深い話を聞いた。

宮古市のある集落に、1933年の大津波の後に建立された石碑があり、
そこには『高き住居は児孫の和楽 想へ惨禍の大津浪』と書かれており、
その結びとして「此処より下に家を建てるな」との言葉が刻まれている
らしく、この教えはこの集落の住民達に言い伝えられ、住民はこの教えを
守っていたおかげで、今回の津波でも救われたという。

ちなみに、今回の津波もこの石碑の50m手前で止まったそうだ。

こうしてこの集落の先人が子孫に自分たちの経験を伝え、それを
守った子孫たちは悲劇を免れた。

今回のこの地震と津波を経験した我々の世代は、次の世代に地震や
津波の恐ろしさを伝えなくてはならない。

もちろん、これは何も東北周辺に限ったことではない。

もう一度、自分が住む地域の地理的環境について、すべての国民が
良く考えてみるべきだと思う。地震や津波の恐れが無くても、火山爆発や
洪水、土石流など、自然災害が起きる可能性はないのか?

なぜ自分は今ここに住んでいるのか? それが生まれ育った土地だからという
答えしか見つからない人はもう一度考え直してみるべきではないだろうか。

本当に自分が生きていくのはこの土地で良いのか?

もちろん、100%安全と言える場所はおそらく世界中のどこにもないだろうし、
あまり偏執狂的になるのも良くないと思うが、自分の住む場所の
潜在的な危険については考え、それが起きた時に自分がどういう
行動を取るべきかは考えておくべきではないだろうか。

日本人の故郷を思う気持ちは美しく、とても尊いものだと思う。
だから、それを否定するつもりは全くない。

しかし一方で、我々が住む地球というものは生きていて、
今も活発に活動しているのだということを忘れてはならない。

そんな地球と上手く付き合っていくためには、時には望郷心より
優先させるべきものがあるように思う。

津波の被害にあった地区の話に戻ると、今後は公園か緑地にしては
どうだろうか? その代わりに、高台にある公園や、もっと
地理的に安全な場所を、政府が補助金を出すなどして、住宅地に
変えればよいのではないだろうか?

望郷の念から来る反対もあろうが、同じ悲劇を繰り返さないためには
そのぐらいの決断が必要だと思う。

人類は経験から学び、それを後世に伝えることにより進歩してきた。

これだけの悲劇が起きた訳だから、我々が学び、後世に伝えていかなければ
ならないことは山のようにあるはずだ。


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