なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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招かれざる客 その2

事件は去年の春、ちょうど家の周辺の道路の雪がようやく
解けた4月に起こった。


ある朝、私がキッチンに立つと、三角コーナーに捨てたはずの
ニンジンの皮が食器を乾かすラックの前に落ちていた。

その日は、私が捨てそこなったのが落ちていただけだろうと
思って気にしなかったが、次の日にも似たようなことが起きた。

何かがいる。。。

こういう場合、まず頭に思い浮かぶのがネズミだが、ネズミなら
無防備に置いてある米を最初に狙うのではないか? 

姿は見えないが、その後も数日同様の事件が続き、ある日ついに、
米袋がかじられていた。

それに、ところどころに黒い米粒ぐらいの大きさの糞が落ちていた。

間違いない。ネズミだ。

最初、まったく気配すら感じさせなかったネズミだが、徐々に
大胆になってきたのか、私が2階の寝室に上がると、キッチンの
流し台の上辺りを歩いている音が聴こえるようになった。

ただ、気配をさせるのは決まって私が2階に居る時で、
1階に居るときには決して姿を見せることがなかった。

しかし、ある日、さらに大胆になったのか、私がTVを見ているときに
斜め後ろ方向のキッチンで何か気配がして、振り向くと、茶色くて
小さなネズミがガスコンロの中へ入るのが見えた。

早速、ガスコンロの中を覗いて見るが、良く見えない。

確かに入ったように見えたし、他に出ていける穴のようなものも
無さそうなので、その中に居る筈だが100%の確信は無かった。

ここで私は痛恨のミスを犯してしまう。

そのときは既に夜遅かったので、片側のコンロの穴を空き缶に重しをしてふさぎ、
もう一方に虫捕り網を被せて、ガムテープで周りを留めて、寝てしまったのだ。

すると、翌朝、網は見事に食いちぎられ、ネズミの姿は無かった。

私が一番、ネズミを追い詰めた瞬間だったのに、馬鹿なことをして
捕りのがした。ちょっと考えれば分かることだった。

私はまるで、三億円事件やグリコ森永事件の犯人を追い詰めながら、
捕まえ損ねた警察のように、情けない気持ちになった。

こうなったら、意地でも捕まえるしかない。

しかし、都会生まれの私には、こんなときどうやってネズミと
戦えばいいのかが分からない。

いつものようにネットで検索してみた結果、一番安上がりで
現実的な方法は「ネズミほいほい」だ。

そう、北海道にはいないが、あの憎らしいゴキブリを捕まえる、
内地の方々にはお馴染みのゴキブリホイホイのネズミ版だ。

もちろん、ゴキブリの何十倍か何百倍も体重のあるネズミを
捕まえる訳だから、その粘着力は半端ではない。

こうして始まったネズミとの戦いだが、思った以上の苦戦を
強いられた。

ネズミというのは相当に用心深い生き物で、環境の変化にとても
敏感らしく、ネズミ捕りを設置しても、その変化に気付き、
近寄らないらしい。

実際、設置してから捕まらない日々が数日続いた。

ネズミというものは人間が食べるものは何でも食べるらしいので、
まずは食べ物は全て食器棚やケースの中に仕舞い、空腹にさせる
作戦を取った。

そして、三角コーナーにほんの少しだけの野菜くずを残し、
その周りにホイホイをセットして、待つことにしたのだ。

しかし、捕まらない。

ネズミとの知恵比べだ。

最初はキッチンと、ネズミが通りそうな壁沿いの隙間に設置して
いたのだが、そういえば浴室に糞が落ちていることが多いことを
思い出した。

そこで、作戦を変更し、浴室周りに重点を置くことにした。

ホイホイを踏まなければ、浴室に入れないようにすればいいのだ。

そして翌朝。

ねずみ


あまり期待せずに見に行ってみると、ようやく捕まっていた。

こうして、ネズミとの戦いはホモサピエンス軍の圧倒的勝利に
終わり、映画であればエンドロールが流れるところだが、
現実の世界ではもうひとつの問題があった。


こいつをどうすればいいのだ?

私はペルーを旅しているときに、クイという名のネズミを
食べたことがある。ネズミと言うよりはモルモットに近い
感じで、通常は予約をして行かないと食べられない高級料理
なのだが、正直獣臭くて私はダメだった。

という訳で、食べるという選択肢は無し。(当たり前か)

そして、私が選んだ結論は、この家に戻ってこれないぐらい
遠くへ行って放すことだった。

ホイホイごと段ボール箱に入れてふたをし、車で15分ぐらい
行った河原まで持っていった。

ただ、問題はこのホイホイの粘着力が強すぎること。
木の枝とかを使って何とか引きはがすことは出来たが、
まだ身体はベタベタのはずで、あの後、無事に生きられたか
どうかは定かではない。

しかし、そのままゴミ箱に捨てるよりは少なくとも彼に可能性を
与えたはずだ。私にとっては害獣のネズミだが、彼には悪気は無く、
ただ懸命に生きようとしているだけなのだ。

私としては家に居てもらっては困るから排除する。
しかし、殺す理由はどこにもない。



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