なまら好きやねん北海道

都会生活にうんざりし、海外生活も経験した関西人が北海道の素晴らしさに感動しながら、その生活ぶりを紹介するブログ

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ムアンゴイ その1

lao_border.jpg

タイの国境の街チェンコンから舟で国境を渡り、
ラオス、フエサイの街へ。

そこからさらにバスに乗り、ルアンナムターでバスを乗り換え、
ウドムサイへ。ここから先は同日に乗り継ぎが出来ないので、
ウドムサイで一泊し、翌日ノーンキアウの街に到着した。

ムアンゴイへの玄関口となるノーンキアウの街は特に何が
あるわけでもないが、景観の素晴らしいところで、とても
のどかな街だ。

nong_khiew_bridge.jpg

この街の中心にある橋からの景色は絶景で、夕方散歩をしながら
写真を撮っていると子供が写真を撮ってくれと話しかけてきた。

lao_kids.jpg

翌朝、ボートでいよいよムアンゴイへ向けて出発。

boat_to_muang_ngoi.jpg

エンジン付きの木船でウー川を遡りながら見る風景は、
水の色といい、子供たちが遊ぶ様子といい、
驚くほどアマゾン川に良く似ている。

kids_in_the_river.jpg

water_baffalos.jpg

地球のほぼ裏側にあるはずのアマゾン川とラオスのウー川で
同じようにモンゴロイドの子供たちが川遊びをしている様子が
オーバーラップするという予想外の出来事に、人類のグレート
ジャーニーに思いを馳せずにはいられなかった。


切り立った山々などの絶景を見ながら船に揺られていると
あっという間にムアンゴイに到着。

地元の人の出迎えに交じって、2人の中年女性がゲストハウスの
客引きに来ていた。

バス乗り場等にやってくるこういった客引きは、他の国では
もっと積極的に観光客にアピールするものだが、この時来ていた
二人はその存在すら気がつかないぐらい小さな声で客引きをしていた。
この辺りも控えめなラオス人らしさが出ていて妙に新鮮だった。

私はLonely Planetを頼りにある程度、宿泊先の候補を絞っていたので
当初は相手にせず通り過ぎたのだが、立ち止まった際に何かのきっかけで
その内の1人と目が合って話が始まり、感じのよさそうな人だったので
バンガローにハンモックがあることだけを確認して、取りあえず部屋を
見せてもらうことにした。

そう、ここでの私のこだわりはハンモック。

ハンモックに揺られてまどろむ気持ちよさは実際に体験してみないと
想像がつかないと思うが、実に気持ちがいい。

ムアンゴイは小さな村なので時間を持て余すのではないかと思い、
私は開高健の『夏の闇』という小説を持参してきていたのだった。

大学時代に既に読んだ本だが、メコン川流域を舞台にしており、ムアンゴイで
ハンモックに揺られながら読むには最適と思ったのだ。結局、近隣の集落を
訪れたり、洞窟を見に行ったりして、本を読んでいる暇は全くなかったが、
アマゾン以来のハンモックはやはりとても気持ち良かった。

また話が逸れてしまったが、後になって思うと、この時のとっさの判断で
客引きの女性に付いていったことが、私のムアンゴイでの滞在に大きな影響を
与えることになった。

bangalow.jpg

私はここに泊まったおかげで、旦那のJと出会い、村の話をいろいろと
聴くことができたし、家族のパーティーにも招かれて、楽しい時を
過ごすこともできた。

Jと知り合っていなかったら、私のムアンゴイでの滞在は全く別のものに
なっていただろう。

この宿の主人であるJのおじさん夫妻がルアンプラバーンから来ていて
明日帰るから今夜はパーティーをするということで私も招いてくれた。

(Jがuncle、uncleと言うので、ここではおじさんとしてあるが、
奥さんの兄弟ということなので、実際にはbrother-in-law、つまり、
義理の兄弟だと思われる)

何というラッキー。

どこかでラオスの家庭料理を食べられないかと思っていたところに
運よくその機会があっさりとやってきた。

lao_food.jpg

この時振る舞われたのはラオスの代表料理であるラープ、鶏のスープ、
焼き魚、キムチ(と彼らは呼んでいたが別物)、生野菜多数、それにもち米。

そう、もち米(カオニャオ)は彼らの主食。

赤飯があまり好きではない私は、ラオスやタイ北部では主食がもち米だと
聞いた時に、きっと好きになれないだろうと思っていたが、これが意外にも
とても美味。

もち米を主食として食べることに全く違和感がないどころか、
慣れてしまうと普通のお米(カオスワイ)が何だか物足りなく感じてしまうほどだった。
やはり何事も体験してみないと分からないものだ。

すっかり嵌ってしまった私は、日本ではなかなか食べる機会もないので、
ラオスやタイにいる間は可能な限りもち米を食べた。

そしてラオスと言えばラオラオ。

ラオラオはラオスの地酒。最初のラオというのはタイ語やラオス語で
『アルコール』の意味で、二つ目のラオは『ラオスの』という単語だから、
要するにラオスの酒ということだが、米を蒸留したもので、日本でいう
米焼酎か。

日本の焼酎はシャム(現在のタイあたり)から伝わったという説が
あるようなので、ラオラオは日本の焼酎のルーツなのかもしれない。

普段はビールかワインぐらいしか飲まない私にはとてもきつい酒だが、
勧められるがままに何杯か飲んでいるうちに、料理と良く合うので
だんだんとおいしくなって結構飲んでしまった。

にも関わらず、翌朝何ともなかった。自家製のラオラオは
二日酔いにならない
という話を聴いたが、どうやら本当らしい。

レストランで食べるラオスの平均的な料理は、あまりにレベルが高すぎる
隣国タイと比べるとかなわないが、奥さんの作る料理はどれもおいしく、
特にこのラープは絶品だった。

ラープはラオスのみならずタイのイサーン地方でも食べられている料理で、
肉や魚のこま切れ肉にバジルやミントなどの様々なハーブと合わせて
炒めてあり、トウガラシやライムも入った、スパイスが大好きな私は
大好きな味だ。

これだけを食べにでもまたラオスへ行きたいと思う。

あと、写真には一部しか写っていないが、野草らしい野菜が5~6種類ぐらい
あった。私が認識できたのはルッコラのみ。それ以外は本当にその辺りに
生えている草や葉っぱと区別がつかなかったが、おばさんたちに教わりながら、
ラープに巻いて食べるととてもおいしかった。

party.jpg

前回紹介したとおり、この村には電気が来ていない。

夜になると2~3時間だけ、宿泊施設や一部の家庭でジェネレーターで自家発電している。

この日もジェネレーターを使って最小限の電気をつけ、庭でパーティーをしていたが、
途中で何度かジェネレーターが止まった。

その度に一瞬にして辺りは真っ暗闇に包まれるのだが、空を見上げると
そこには満天の星空が。


私が住んでいるニセコは、星空の美しさに関しては日本ではトップクラスだが、
ムアンゴイの夜空はそんなものではなかった。

星空が綺麗に見えるためには、晴れていることはもちろん、
空気が澄んでいて、周囲に明かりがないことが重要。

私がこれまでに観た星空で最高のものはオーストラリアのグレートバリアリーフで
ボートの上から観たもの。海上で周りに何も光がないので、星が本当に綺麗に見えた。

ムアンゴイの夜空もそれに匹敵する美しさだ。

とにかく、空にはこんなに星があったのかというぐらい、もうこれ以上、隙間がないと
思うほどに星が散りばめられている。それほど長い間見上げていた訳ではないが、
そのわずかな時間の間にも流れ星や人工衛星が見えた。

こうして楽しい時はあっという間に過ぎ、Jとおじさんたちはラオラオで
かなり酔っぱらっていたが、ラオラオを勧め合いながら飲んで酔っ払っている
宴会の雰囲気はとても日本に似ていると思った。

宴会の開始時に、奥さんを始め、それを手伝っていたおばさんたちはなかなか
席に着けず、客のファランの女性を除くと、宴会が男たちだけで始まったのも、
日本でも良くあること。

やはりルーツは同じなのだろうか。

それにしても、今回私が払った宿泊費は1泊50,000キップ。約550円だ。
2泊したので1,100円としても、料理やラオラオ、ビアラオまで御馳走に
なって、なんだか申し訳なかったが、これもラオス人のホスピタリティだろうか。

旅行ではなかなか触れられないラオス人の生活を垣間見ることが
できたのはとてもラッキーだったが、ラオス語か、少なくとも
もう少しタイ語が話せれば、おばさんたちとももっと色んな話が
出来たのにと思うととても残念だった。











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